会社日和モクログVol.28
本日の会社日和モクログです。
今まで会社の中でしっかりとした自衛消防隊があり、かつ出初式を行うという経験がなかったので、まず会社で出初式を行うことに衝撃を受けました。近くの消防署の消防署長をお招きし、日頃の訓練の成果を見ていただきます。
このように書くとまるで私自身が自衛消防隊の隊員のように聞こえますが、実際参加したのはカメラマンとしてです。出初式開催の2日前に急遽依頼されましたのですが、間近で出初式を見学することができますし、貴重な体験だと思い楽しみにしておりました。
出初式が始まる前はカメラマンの私でさえも少し緊張が走るほど、異様な緊張感が漂っていて、見守る社員も皆、今か今かとその時を待っています。
そしていざ開始の時刻を迎えると、キビキビとした自衛消防隊員が隊長の指示に合わせ動き出します。普段の仕事をこなしながら、業務後にこんなにも練習をしていたとなると頭が下がります。
私もこの自衛消防隊員の雄姿をカメラに納めるべく、可能な限り動きます。明らかに浮いている気がしましたが、そんなものはお構いなし。新しい動きに入るたびに会社の備品である15年以上昔の一眼カメラを片手に動き、パシャ、パシャ。一瞬たりとも見逃すわけにはいきません。
そう思っていると、司会を務めていた先輩がこちらに来て、どのような写真でも良いからとにかくたくさん撮ってほしいと言われました。もちろんですとも、と思いながらカメラマン職に戻ります。
しかしここでハプニング。突然シャッターを押しても写真が取れない現象が起こります。
たった今たくさん撮るように言われたのに何事だ、とモニターを確認すると、「容量がいっぱいです」の文字が。まだ30枚程度しか撮っていません。
そんな馬鹿なはずがないとSDカードの中身を確認すると、出初式以外に20枚程度のデータがあるだけで、他にデータは見当たりません。
カメラが古すぎて誤作動を起こしているのかと、一先ず古いデータを削除しシャッターを切りますが、やはりすぐに容量オーバーとなります。
仕方がないので機械は大抵これで直るであろうと、一眼カメラの電源を切り、SDカードの再差し込みを試みます（いわゆる再起動）。素早く電源を切り、SDカードを取り外すと、そこには「128MB」の表記が。まさかカメラだけではなく、カードそのものにまで問題があるとは。
というか、一眼カメラにMBのSDカードを使うのかと思うと同時に、これ以上写真が撮れない焦りが襲い掛かってきます。
私は迷わず先輩に助けを求めにいき、8GBのSDカードの入手に成功。そこからはなんとか出初式をカメラに納めることが出来ました。楽しみにしていた出初式で感動よりも変な汗を掻いた記憶の残る、モクログなのでした。（文章がめちゃめちゃですが、それだけ焦りを感じたのだとお察しいただけますと幸いです。）
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