MoclogのぼやかせてくださいVol.4
Moclogのぼやかせてくださいです。今日は蓋を閉めて下さいというお話。
私は貧乏性なので、チューブ入りの調味料や歯磨き粉などはしっかりと使い切りたいタイプです(唐突の告白)。そんな私は最後まで中身を使い切る方法として、昔「伊藤家の食卓」と言う番組で紹介されていた方法をよく利用しています。その方法というのが、チューブに空気を入れ(と言っても、押し潰れた容器を戻す程度)、チューブのお尻側を持って、力の限り思い切り振るという方法です。こうすることで、チューブに残っていた中身たちが出口へと集められて、最後まで使い切ることが出来ます。もう出てこないと思っていた中身も、意外とたくさん出て来ることがあります。妻も調味料を使い切る時にこの方法を取るのですが、私はやり方に少しだけ不満を持っています。それは何かというと、妻がチューブを振る前に、蓋をしっかりと閉めないこと。ある日仕事から帰ると、キッチンの壁の高いところ(妻は小柄なので、間違いなく届かない)に何かが付いていることに気が付きました。私が「何かついている」というと妻は、「あぁ、そこにも?それね、ニンニク」とナチュラルに言いました。いやいや、ニンニクがどう頑張ったらそこに辿り着くわけ?と思ったので、よくよく聞いてみる(尋問)と、チューブの中身が少なかったから、チューブを振ったと。その途中で「ポン」という音とともに、中身がファイアーしたと。四方八方に飛び散ったから、発見出来たところは拭いたけど、そこは気が付かなかった、と言うものでした。これで中身がどれ程の力で出口へと向かって行っているのかが証明されました。なんて言っている場合ではなく、ちゃんと蓋をしましょうと伝え、壁を拭きました。
そして昨日。「ポン」という音とともに、私の目の前をとんでもない勢いで薄い黄色の半固形物のようなものが横切りました。驚いて妻を見ると、生姜のチューブを片手に爆笑する妻。それだけで自体を把握。笑いながら2人でふきふき。そして1日経った今日、天井にもファイアーしていることが判明。完全に固まっており、無理矢理剥がすと壁紙も持って行かれそうだったため、協議の結果、模様として共に生活することとなりました……ちゃんと蓋を閉めて下さい!(※皆さんもお気を付けくださいませ)
Moclog
■Moclog記事まとめ