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MoclogのオフログVol.31【スラムダンクの好きなシーンを振り返るSEASON3】

本日もぬるっと始まります、オフログです。

早いものでスラムダンクの好きなシーンを振り返る」SEASON3となりました。これからもまだまだ続けていきますので、お付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします。

SEASON1

SEASON2

「これは全国大会なんだ!!絶対に油断するな!!いいか!!一瞬たりとも油断するな!!」

こちらは全国大会1回戦、湘北高校VS豊玉高校の試合終了1分47秒前、豊玉高校4番、エースそして大阪大会の得点王でもある南烈の左45度からの3ポイントシュートが決まった直後、桜木がスクリーンアウトを怠ったことに対してゴリに怒られるシーンです。シュートが決まったコマの中に、ゴリの目の前で桜木が豊玉5番の岸本実理にスクリーンアウトをされているシーンがしっかりと描かれています。私がこのシーンを好きな理由は、ゴリの強烈なキャプテンシーが色濃く描かれているシーンだからです。ゴリは今までも「THE キャプテン」という立場を確率していましたが、チームの精神的な柱であることを改めて再認識させられました。シュートを決められたからといって、残り時間や点差を考えれば、「落ち着いて行こう」「まだ勝っているから大丈夫」などといった言葉が先に出てきそうな場面かと思いますが、ここで桜木の失敗をしっかり把握し、注意するとともに、味方の気持ちを察してチーム全体に活を入れる(正面にいる桜木に向けた言葉のように見えますが、目は左を向いているので、恐らく桜木だけではなく、チーム全体に向けて発した言葉ではないかと読み取っています)というのは、簡単ではないと思います。全国という舞台で、負ければ終わりのトーナメント方式ということを考えれば当然のことだとは思いますが、逆にこういった舞台だからこそ、目先に勝ちを意識してしまうもの。現にゴリを除くほとんどの湘北メンバーは勝利を意識していました。ただゴリだけは、点差や状況ではなく、1秒1秒の積み重ねが勝利に繋がると考えていたように思えます。この考え方の違いは、緊迫した試合になればなるほど、大切になってきますよね。この試合に賭ける強い想いを、最後までチームを鼓舞する一言として表現したゴリは、まさに湘北高校の柱と呼ぶにふさわしいと思いました。

 

「今まで残ったのは あの時本気で全国制覇を信じた奴だけだぜ」

メガネくんが魂を奮い立たせるように、ゴリ、三井に対して言ったセリフです。見事全国大会1回戦を突破した湘北高校メンバーは、次戦の対戦相手であり、インターハイ3連覇中の山王工業の昨年のビデオを見て、あまりのレベルの高さに自信を見失いかけるとともに、とてつもないプレッシャーを感じます。神奈川県大会で湘北高校が敗れた海南大付属高校に、40点差をつけて勝利をしていたのですから、当然と言えば当然ですね。さらに、当時のスタメンが3人も残っているときたら、尚更だと思います。このシーンはこういった精神状態にありながらも、信念や強い意志を感じましたので、とても印象に残っています。前回の「スラムダンクの好きなシーンを振り返る」で、福岡大学付属大濠高等学校片峯聡太監督の言葉を記載しましたが、勝負の世界は甘い世界ではありませんし、一生懸命が報われる世界でもありません。それでも私は、一生懸命をしてこなかった人は、「大きなチャンスを掴むためのチャンス」すらこないと思っています。(偉そうなことは言えないのですが)努力を続けることが出来たからこそ、新しい何かが見えてきたり、挑戦することが出来て、その先に大きなチャンスが回ってくると信じています(もちろん運もあるとは思います)。そう思うと、ゴリ、メガネくん、三井(三井に関しては確かに一時期グレてしまっていた時期もありましたが、元々はひたむきな努力をし、全国制覇を目指していたことも事実ですよね)は目標に向かってコツコツと努力を継続してきていましたし、何より「信じる力」を持っていたのではないでしょうか。信じる力、気持ちを持ち続けるというのも、立派な一生懸命だと思います。そういった中でメガネくんは本当に完璧なタイミングでこの言葉を発しましたよね。言おうと思えば、全国大会への出場が決まった時など、いつでも言うことが出来たはず。ですがこの最大の山場を前にして口にすることで、気持ちを1つに、そしてゴリや三井の気持ちにも変化があったのではないかと感じています。あと、先程ゴリは湘北高校精神的な柱と記載しましたが、やはり高校生なので、高校生らしく不安になることもあり、そこを副キャプテンのメガネくんがフォローするという、この関係性がたまらなく好きです。やっぱりメガネくんはNo.2ではなく、Only 1なんですよね。メガネくん最高です。思えば前回もメガネくんのセリフでした。派手なプレーは少なくても、発言や存在感、印象に残っているシーンでメガネくんがすぐに思い付く人も多いのではないでしょうか。

本当は今回3つ振り返りたいと思っていたのですが、気付けばここまで長くなってしまったので、また次回に書きたいと思います。それではこの辺で。あぁ、スラムダンク、最高。

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