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MoclogのオフログVol.42【スラムダンクの好きなシーンを振り返るSEASON4】

本日もぬるっと始まります、オフログです。

では早速、スラムダンクの好きなシーンを振り返るSEASON4」を始めたいと思います。本日もよろしくお願いします。

■過去の記事はこちら

 

「現時点で山王に負けてるんだったら オレがその分伸びればいーんだ」

前回の振り返りから近いシーンが続き恐縮ですが、こちらは全国大会2回戦、言わずと知れた山王工業戦の朝、桜木がシュート練習に行く際のセリフです。前回も簡単に山王工業については紹介したので省略しますが、山王工業は絶対王者として君臨している存在でした。1回戦、前評判が湘北高校よりも高かった豊玉高校に勝利し勢いのある湘北高校とはいえ、勢いだけではカバー出来ないほどの実力差があることも明白でした。そんな中、桜木は現時点で不足している実力差を自分の成長で埋めれば良いと考えます。昨年の山王工業対海南大付属高校との試合の映像を見て、他の湘北メンバーは大きなプレッシャーを感じているのに対し、現時点の実力差をしっかりと受け止め、その上で行動しているわけですから、この前向きな思考は本当に凄いと思います。私はまず「受け止める」「受け入れる」ということがしっかり出来るかどうかが、成長できるか否かに繋がるのではないかと感じています。「もっと出来るはずなのに」「今日は調子が悪いだけだから」と考え、いつも通りの練習しかしていなければ、なかなか成長は難しいですからね。もちろん、受け止めた(受け入れた)上で行動するというのは、あくまで意識の問題ですので、「いつも通りの練習」「考えながら行う」ことが出来るかどうかがポイントになってくるのだと思います。ただ、もしかしたら桜木は純粋に自分の成長に自信を持っていたのかもしれませんね。もし私が同じ状況だったと仮定したら、逆に自分が成長しなければ負けてしまう、と余計にプレッシャーを感じてしまっていたのではないかと思ってしまいます。こういった考えを持って、しっかり行動に移すことが出来る人がチームに1人いると、相当心強いと思います。ちなみに取り上げて振り返りは行いませんが、このシーンの少し前、晴子さんから桜木に電話を掛けたシーンで晴子さんが「言ったでしょ…桜木くんが伸びた分だけ全国制覇に近づけるって…」というセリフがあるのですが、これは隠れた名シーンだと思っています。この背中の押し方は素晴らしいですよね。このセリフを言ってもらえたからこそ、桜木は気持ちを前にして進むことが出来たのではないかな、と考えてしまいます。晴子さん、グッジョブ。

「流川 お前のことだ情をかけたりは……」「まさか」

流川対桜木の1on1が終わり、宮城の問いかけに流川が答えるシーンです。全国大会の前、流川がアメリカ行きを安西先生に相談するも反対され、「日本一の高校生になりなさい」と発破をかけられたことで何かが吹っ切れ、日本一の高校生になるに向けて鬼のように練習に取り組む中で、桜木との1on1が始まります。結果は予想通り、流川の圧勝となるのですが、この流川の姿勢がとても好きです。1on1を行う前から結果は見えていましたし(桜木以外?)、手を抜いたとしても、負けることはなかったと思います。その中で、流川は全力で桜木を倒します。「日本一の高校生になる」ため、それも1つの理由としてはあったと思いますが、それと同じくらい、桜木のことを認めていたからなのではないかと私は思います。だからこそ敢えて手は抜かずに、正面からぶつかったのではないかと。手を抜くことが優しさなのではなく、私は実力差があっても全力でぶつかることが真の優しさのように思えます。桜木の視点から考えたとしても、流川との1on1をするにあたって、手加減されることが1番嫌だったはずです。勝負なので勝ち負けは必ずありますが、勝つにしろ負けるにしろ、全力で戦いたかったのではないでしょうか。考え方によっては、手加減をされると、どこか下に見られているような気もしてしまいますからね。そういう点でも、流川は桜木を下に見ることはせず、きちんと認めていたからこその結果だったのではないでしょうか。

ここからは私の完全な推測となりますが(今までも十分完全な推測なわけですが)、直接的な文言は描かれていないものの、このシーンがあったからこそ、先程の桜木の思考が生まれたのではないかと思っています。自分の実力をしっかり現実として突き付けられ、どれだけの実力差があるのかを肌で感じるとともに、1度心は折られてしまったかもしれませんが、だからこそ、あとはそこを目指して進むのみ、と素直に受け入れることが出来たのかもしれません。挫折無くして、成長はないのかもしれませんね。

また2つしか振返れずに、文字数がここまで来てしまいました。いつも妄想が膨らみ過ぎて、話が長くなってしまいます。それではこの続きはまた次回。あぁ、スラムダンク、最高。

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